エネルギー貯蔵システムの追加
2月24日、エバスペヒャー、エバスペヒャー・カロリは、ヨーロッパ最大級のレスキュー車両の見本市「RETTmobil 2020」(5月13~15日、ドイツ・フルダで開催)にて、コネクテッド、エネルギー自給、温度自動調節を兼ね備える熱管理ソリューションを出展すると発表した。
今回、補助バッテリー「Xellstor」などのエネルギー貯蔵システムが、新たに熱管理の製品ポートフォリオに追加される。エネルギー貯蔵システムでは、車両が使用するエネルギーを自給し、効率的な燃料および電気ヒータソリューションによって、熱の迅速かつ持続的な利用が実現する。
コネクテッド、エネルギー自給、温度自動調節が可能な熱管理ソリューション
エバスペヒャーは、救急車両の特殊な要件に応じた熱管理ソリューションを提供する。データに基づくサービスは、未来のモビリティにおいて、益々、重要な役割を担う。
エバスペヒャーのコネクティビティソリューションにより、異なるコンポーネントの接続、各デジタルサービスの統合が可能となる。多様なコンポーネントは、セントラルコントロールユニットを介して各車両でネットワーク化され、車両は、各デジタルサービスが統合されたデジタルプラットフォームを介して相互接続できる。
また、2021年春から、リチウムイオンベースのバッテリー「Xellstor」初となるバリアントを12 V/90Ah補助バッテリーに追加する。高性能バッテリーは都市部にてローエミッションを実現し、モジュラー設計によって、車両それぞれの電力要件に対して、車両ごとに調整が行える。
(画像はプレスリリースより)

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