タイヤ生産工程でCO2排出量の削減
ブリヂストンは3月15日、コスタリカのタイヤ生産工場におけるエネルギー効率を改善したことについて、ホームページで報告した。
同社は、タイヤ生産におけるCO2排出量の削減に努力を続けており、太陽エネルギーとバイオマスを使用して、生産工程でエネルギー効率を求める継続的改善プロセスを実施している。
一連のエネルギーソースにおける再生可能エネルギーの量を増やすための持続可能な開発目標(SDG)における指標7.2に貢献する活動が行われている。
国連のデータによると、SDGは、持続可能な方法で暮らす方法を学ぶ必要性に直面している政府や、民間企業、市民社会のリーダー、科学者、そして世界中からの学生も参加する強力な手段である。
目標7は、手頃な価格でクリーンなエネルギーと呼ばれ、様々な役割の人が、太陽光・風力・温熱などのクリーンエネルギーソースに投資することが必要であるとともに、安全で持続可能な現代のエネルギーへのアクセスすることを実現することに焦点を置いており、2030年までに電力への普遍的なアクセスを保証する。
太陽光やバイオマス燃料などを活用
ブリヂストンでは、クリーンエネルギーの使用を促進し、全体的なエネルギー消費を減らすために、様々な戦略を開発した。
ブリヂストンコスタリカの環境、健康および労働安全の責任者であるLeoncio Rojas氏は、次のように述べている。
「我が社の企業環境における使命の中心となるのは、エネルギー資源の効率的な消費を目的とした様々なイニシアチブの実施を通して、CO2排出量を削減することである。我々は現在、事務所の照明や外部照明、および給湯装置に、太陽光エネルギーを使用しており、さらに、生産プロセスにおける排出量低減のためにバイオマスボイラーを使用している。」(プレスリリースより引用)
ブリヂストンは、環境マネジメントシステムの「ISO 14001」認証、エネルギー効率に焦点を置いた「ISO 5001」、および温室効果ガスを検証した「ISO 14064」の認定を受けている。
同社は、その企業努力のおかげで、2018年に、単位あたりの二酸化炭素排出量が会社の歴史の中で最も低くなり、2017年と比較して10%低減したという。
(画像はプレスリリースより)

Bridgestone Americas Press Releases
https://www.bridgestoneamericas.com/