人工知能分野の研究開発
3月12日、ZFは、AI (人工知能)分野の研究開発を拡大する目的として、ザールブリュッケン(ドイツ・ザールラント州)にAI・サイバーセキュリティ技術センター「AI & Cybersecurity Center」を設立すると発表した。
ザールラント州首相トビアス・ハンス(Tobias Hans)より承認を得ている。
また、ドイツ人工知能研究センター(DFKI)の株主となり、ヘルムホルツ情報セキュリティセンター (CISPA)と戦略的パートナーシップを締結する。
全27株主の承認をもって正式な決定となり、2019年第2四半期にDFKI株主となる見込みである。
相互接続・自動運転の促進
最高技術責任者のヴォルフ=ヘニング・シャイダー(Wolf-Henning Scheider)氏は、AI・サイバーセキュリティ技術センター設立により実践的な研究開発ができ、主要なデジタルテクノロジーが発展すると説明する。
技術センターでは新たに約100人の技術者・研究者が雇用され、モビリティの相互接続、自動運転が促進される。
現在、本社にある研究開発センターでは、300人以上の研究者が人工知能、インダストリー4.0(ドイツ政府が推進する製造業のデジタル化・コンピューター化コンセプト)、サイバーセキュリティにおける製品・サービス開発に携わっている。
新たな技術センター設立に伴い、3分の2の異動が予定されている。
(画像はプレスリリースより)

ZF プレスリリース
https://press.zf.com/releases/release_3841.html