コネクテッドドライビングへの取り組み
コンチネンタルは3月21日、車両の安全と快適な走行のための新しい通信技術「マルチアクセスエッジコンピューティング(Multi-access Edge Computing - MEC)」の取り組みについて公表した。
様々なテストと検証を実施
このプロジェクトは同社が、ドイツ・テレコム、Fraunhofer ESK、MHP、Nokiaなど、通信技術やソフトウェア事業者と共同で行い、バイエルン州経済省が支援しているもので、ここ2年間で行われた実証実験について報告。
プロジェクトの目的は、テクノロジーとネットワーク設計、そして経済的な観点から、マルチアクセスエッジコンピューティングの価値について洞察を得ることであった。
ネットワーキングとアプリケーション、アクセス、車両の「緊急警告」「警告終了」「可変速度制限アシスタント」「HDマップ」など様々な仕様や観点から検証・分析している。
ネットワークも、車もつながる未来へ
その中でコンチネンタルは、通信技術を考慮した車両の開発に取り組んでいる。コネクテッドドライビングは今後、自動運転を強化するだけでなく、ネットワークによって車両同士が互いに協力し合うことが期待されている。
しかしまだ多くの疑問や課題は残っている。このプロジェクトでは、4Gおよび5Gネットワーク上のEdge Cloudが、待ち時間と信頼性の観点から自動車業界の要件を満たす分散アプリケーションを展開できることを実証したという。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-corporation.com/