タコグラフ搭載の義務化
6月15日から新規登録車両や商用トラックにインテリジェントデジタルタコグラフの搭載が義務化される。
コンチネンタルは、タコグラフ(運行記録装置)に必要とされるインフラを提供することにより、タコグラフの搭載を円滑に進める。コンチネンタル製DTCO4.0タコグラフは、あらゆる車種に搭載可能である。法定条件を満たし、簡単に操作できる。
タコグラフ・テレマティクス・サービスセグメント長のマルセロ・ルカレッリ(Marcello Lucarelli)氏は、法律の施行前であるが、コンチネンタルはDTCO4.0タコグラフに対する認証を獲得していると述べる。
アップデートにより導入サポート
タコグラフ搭載に伴い、コンチネンタルが提供するダウンロードツールや管理ソフトウェアにより、周辺機器を最新状態にアップデートできる。
ボディ型式DLDでは、OTA(Over The Air ワイヤレス通信・無線通信)を経由して自動的にデータ送受信を行い、ダウンロードにて対応できる。ボディ型式DLKは、アップデートカードを用いて更新の可能性を確認する。それゆえ、DTCO4.0タコグラフ機器のみあれば搭載できる。
しかしながら、ボディ型式が古い場合、DTCO4.0のダウンロードやアップデートに対応できず、法定条件を満たせない。新型のタコグラフに交換する必要があるという。
なお、コンチネンタルは、「transport logistic 2019」(6月4~7日、ドイツ・ミュンヘン)にて、DTCO4.0タコグラフを出展予定である。
(画像はプレスリリースより)

Continental
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