「正面衝突回避システム」などをオプションで搭載も
起亜自動車アメリカ(Kia Motors America)の「スティンガー 2019」が、アメリカ道路安全保険協会(IIHS)から「トップセーフティーピックプラス(TSP+)」を獲得したと、同社が6月5日に発表している。
同社は、韓国最大の自動車メーカーであるヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)のグループ会社で、アメリカ国内におよそ800か所にディーラー・ネットワークを擁している。
新型ファストバック・セダン「スティンガー 2019」には、「正面衝突回避システム」や「歩行者検出システム」、そして「LEDヘッドライト」がオプションで搭載されるなどし、安全性に優れた自動車に与えられる「トップセーフティーピック+(TSP+)」を獲得した。
「TSP」及び「TSP+」の獲得車が合計で10台に
IIHSの「TSP+」を獲得する条件としては、「スモールオーバーラップ衝突テスト」などを含めた6項目の厳しいテストで全て「GOOD」を、「前面衝突回避テスト」で「ADVANCED」若しくは「PUPERIOR」、そして、「ヘッドライト」に関しても「GOOD」の評価を得る必要がある。
「スティンガー 2019」には、初めて「運転注意力警告システム」や「車線逸脱防止支援システム」が導入されたことなどもあり、上記の全てをクリアした。これにより、起亜自動車が「TSP」及び「TSP+」を獲得した自動車は合計で10台に上っている。
(画像はプレスリリースより)

Kia Motors America プレスリリース
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