米排ガス基準強化への対応
テネコ社(ミシガン州クラークストン)は、主要新技術を装備したデモ車両を含め、米国環境保護庁(EPA)のティア3排ガス規制を満たすように設計された、デモ車両と触媒制御のソリューションを発表した。
デモ車両は、軽量でかつ最新の触媒コンバーターや、先進的なデザインを取り入れた、改良型熱管理などの技術をテスト・評価するために使用される。
また、今後のティア3排ガス規制への適合のみならず、自動車メーカーが、より温室効果ガスの排出を減少させ、燃費効率の向上を提供するように設計されていると言う。
(注)EPAのティア3とは、オバマ政権が策定した、2017年からのCO2削減規制のこと。
(画像は同社HPより)
新排ガス制御技術(プレスリリースより)
以下は、今後数ヶ月の間にデモ車両に追加され、テストされるシステムが含まれている。
1. 加工マニホールド:デモ車に搭載された加工マニホールドは、従来の鍛造マニホールドに比べ、50%の軽量化に成功した。また、テストデータによると、摂氏50度まで一気に上昇し、素早く触媒に点火することで、触媒全体の効率性が向上した。
2. 触媒コンバータシステム:最新のコンバータの設計は、最も厳しい振動、温度や耐久性の要件を満たして、かつ、円形でも非円形でも搭載可能な、柔軟なパッケージである。
3. エアギャップパイプ:排気系全体の温度を最適化することで、触媒コンバータ及びその他の排出制御技術の性能を向上させることができる。
同社のエアギャップパイプは絶縁性を向上させ、CO2排出量削減のため、速いコンバータ点火を可能にする。また、パイプの層の間に「エアギャップ」を有する二重壁の排気管である。
4. 廃熱回生:エンジンの熱をリサイクルして、有用な回生エネルギーに変換することにより、エンジン効率をサポートするための技術を開発中である。
テネコの熱交換器は、パワートレインが、より迅速にその最も効率的な動作温度に達するのを助けるため、廃熱を利用してエンジン効率をサポートする。熱交換器はまた、エンジンのストップ・スタート時や、ハイブリッド適用のための利点となる。

テネコ社プレスリリース(8月27日付)
http://www.tenneco.com/tenneco_provides_clean_air_technologies