ネクステア・オートモーティブ、中国柳州市に新工場を開業

6月28日、ネクステア・オートモーティブは、柳州工場(中国柳州市劉東新区)のグランドオープン記念式典を開催した。グランドオープン記念式典には、ネクステア・オートモーティブの管理職者をはじめ、柳州市政府と柳東新区の当局者、顧客であるメーカーが招待された。

柳州工場は従業員500人以上の雇用が見込まれ、これまで賃借した柳州工場に取って代わる。1万2000平方メートルの広さをもち、コラムアシスト式電動パワーステアリング(CEPS)システムと関連技術・サービスを提供する。

柳州工場の設立により、アジア太平洋地域の製造能力を強化でき、中国およびアジア太平洋市場における電動パワーステアリング(EPS)システムの需要増加に対応できる。

グローバル最高経営責任者のグイビン・チャオ(Guibin Zhao)氏は、過去3年間、ネクステア・オートモーティブは世界的拠点の拡大を加速し、顧客に対して、より迅速で利便性の高いサービスを提供してきたと述べる。

最高のエンジニアリング技術サービスを提供できる最先端の生産工場として、柳州工場は世界および中国の自動車業界において、自信を示し、地域の顧客と戦略的協調を強化する必要があるという。

柳州工場は、スマート製造手段(デジタル・トレース・マニュファクチャリング(DTM)、リアルタイムのデータ収集、分析・ビルボード、製造ラインでの顔認識、装置状態アラートの早期警告など)にて運用される。

また、NVH(騒音・振動・ハーシュネス)ラボ、テストトラック、車両テストラボ、製品性能分析センター、先端技術研究室、他エンジニアリングモジュールを備え、先進のEPS製品テスト・検証・顧客サービスの提供が可能になる。

なお、ネクステア・オートモーティブ運用チームは、顧客と地方自治体より優れた品質・運用、タイムリーな顧客対応を高く評価されている。2019年前半だけで、中国自動車メーカーの上汽通用五菱汽車(SAIC-GM-Wuling)から「Excellent Response Award」、柳州市から「Mayor's Quality Nomination Award」を受賞している。

（画像はnexteer HPより）




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