商用車技術とサービスの先進システムを形成
ZF Friedrichshafen(以下、ZF)は、6月27日、WABCOの買収提案について、WABCOの株主の承認を得たことを発表した。
この買収提案は、2019年3月下旬にZFとWABCOが合意したもので、取り引きの条件下で、ZFはWABCOの発行済み株式について、すべて1株当たり136.50ドルで取得することとなる。
ZFのCEOであるWolf-Henning Scheider氏は、WABCOの株主がこの重要な取り引きを承認したことは、ZFの戦略の確証となるとの見解を示し、次のように説明した。
「WABCOとともに、ZFは、商用車技術に向けた先進システムプロバイダーを形成し、顧客、従業員、株主のために、長期的な価値とセキュリティを創造する。我々は、WABCOのマネージメントと協力し、商用車分野における効率性、安全性、自動化、接続性に向けた、技術とサービスの未来を作っていく。」(プレスリリースより引用)
2020年初めの取り引き完了を予定
ZFは、2020年初めに取り引きが完了することを期待している。
この取り引きは、規制当局の承認およびその他の慣習的な完了条件に従う。当事者双方のキャッシュフロープロファイルによって、ZFは、取り引きが完了した後、財務レバレッジが大幅に削減されると見込んでいる。
(画像はプレスリリースより)

ZF Friedrichshafen Press Releases
https://press.zf.com/press/en/releases/release_8978.html