不正アクセスの遮断
6月28日、HELLAの子会社であるHella Gutmannソリューションズは、第三者によるデータへの不正アクセスを防ぐ目的として、認定診断向けソリューションの開発を計画していると発表した。
車両技術の進歩、法規制の改正に伴い、技術的枠組みの条件にて現行版ソリューションのソフトウエア「mega macs」に修正を加える。「mega macs」の新機能では、利用者が、法規制のフレームワーク内にて、通常利用可能なデータ量より将来の自動車モデルを診断できる。なお、新機能は、ソフトウエアのアップデートにより利用可能となる。
実用的ソリューションの提供
現代の自動車は、インターネットをはじめとした相互接続性が増し、恒久的なデータ接続にファイアウォールとアクセス制限を必要とし、半自動運転機能はデータセキュリティに新たな課題を提唱する。
自動車メーカーは、新たな安全コンセプトに取り組み続け、車両データおよび車両エレクトロニクスに対するハッカーの攻撃を防ぐソリューションの提供を目指している。
OBD(オン・ボード・ダイアグノーシス)インターフェイスを介したオープンデータフローは、厳しく制限されている。OBDとは自動車各部に取り付けられたECU(エレクトロニックコントロールユニット)にプログラミングされている自己診断機能である。それゆえ、将来的には、利用者である権限者のみアクセス可能になるという。
(画像はプレスリリースより)

HELLA
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