ライドシェアサービスの提供
ヒュンダイ自動車は、CDKグローバルのヘイラーサービスを購読しているヒュンダイディーラーが、今後、数ヶ月間、車が故障修理中・点検中である顧客に対して、ライドシェア型オンライン配車サービス「Lyft(リフト)」を提供できると発表した。
「Lyft」はCDKグローバルにて開発され、2012年に米国サンフランシスコにてサービス提供が開始された。「Uber」と並ぶ米国大手のライドシェアサービスである。
車の修理中における移動手段の問題解消
これまで、車の修理・点検中、顧客に対しては、代替手段としてディーラーのシャトル・代車が提供されていた。
今回、ヒュンダイディーラーは、CDKのヘイラーサービス購読を条件に、Lyftサービスを顧客に提供でき、車の修理中・点検中に生じる移動手段の問題を解消できる。乗車料は無料、あるいは各ディーラーの裁量にて顧客のカスタマーサービス請求書に自動加算されるという。
例えば、顧客がディーラーにて車の修理中・点検を予約すると、ディーラーは「Lyft」にて修理・点検の予約日時にてライドシェアサービスの予約をとる。Lyft予約確定メールは顧客宛に届くが、個々の顧客がアプリをダウンロードし、予約する手間は掛からない。
顧客に手間を要さないうえに、修理・点検予約日時に合わせて「Lyft」がディーラーまで迎えに来てくれ、サービスラウンジでの待ち時間は短縮される。一方、ディーラーは、サービスラウンジにて待つ顧客数が減少する。
また、ヘイラーは、待ち時間の短縮より顧客満足度を向上させる機会となる。カスタマーエクスペリエンスとビジネス効率を改善する潜在性をもち、業界の移行を反映する。
(画像はプレスリリースより)

HYUNDAI
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