アルミニウムに特化した工場の発足
6月27日、Gestamp Automocionは、スロバキア共和国ニトラ市にて、アルミニウムに特化した工場を発足したと発表した。
新工場には約1億3000万ユーロを投資され、英国自動車メーカーのジャガー・ランドローバーに対して供給する予定である。ジャガー・ランドローバーは、昨年、スロバキア・ニトラに生産工場を新設している。
現地生産されるランドローバー・ディスカバリーに特化したうえで、2019年に生産開始されるランドローバー・ニューディフェンダー向け部品の生産も行う。
車両の軽量化と安全性の向上
ニトラ工場にはサーボプレスを使用したタンデムラインが備わり、アルミニウム製部品のうち70%が生産される見込みである。ニトラ工場のアルミニウム製部品により車両の軽量化、安全性の向上が実現され、マルチマテリアル戦略的サプライヤーとしての地位が確固たるものとなる。
経営執行役会長のフランシスコ・J・リベラス(Francisco J. Riberas)氏は、常にGestamp Automocionを求める顧客と共にあり、スロバキアへ移転することにより、ジャガー・ランドローバーに対して高い水準の製品を提供できると述べる。
(画像はプレスリリースより)

Gestamp
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