学生たちによるエンジニアリング
ボッシュは7月8日、毎年行っているFormula Student コンペティションについて報告。エンジニアを目指す大学生のワークショップで、レーシングカーの開発や組み立て、試運転まで行っている。
プロジェクト開発からレース再現まで
これは、ボッシュの子会社Bosch Engineering GmbHがボックスベルグにあるテストセンターで毎年行っているもの。未来のエンジニアとなるドイツとフランスの学生240名が参加し、F1レースカーの開発、組み立てなど、レース最終決戦の現場を再現する。
内容は「ドライバーレス」「燃焼」「電気」の3つのカテゴリを24チーム編成し、約40人のスペシャリストたちが指導。
学生たちは開発目的やデザインコンセプト、事業計画やコスト見積もり、製造などプレゼンテーションを行い、レースカーの作成から試運転、微調整など全ての工程を審査される。
未来のエンジニアを育成する
同社ではモータースポーツのコンポーネント、ソフトウェア、測定技術、そして専門知識の習得などを支援している。
学生たちにレースカーを作る専門知識とやり方を指導するだけではなく、やる気や情熱をサポートし、チームワークや規律など現場を取り巻く環境を体験してもらう。次世代のエンジニアを育成するのが目的だ。
(画像はプレスリリースより)

ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/