完全統合型アクスル・ドライブ
7月10日、コンチネンタルは、国際モーターショー「IAA2019」(9月12~22日、ドイツ・フランクフルトで開催)に第3世代の電動パワートレインを出展すると発表した。
第3世代の電動パワートレインは、初の完全統合型アクスル・ドライブとなり、高性能かつ軽量・小型化された。電動パワートレインの連続生産は、今年後半、中国にて開始予定であり、中国およびヨーロッパの自動車メーカーに対して提供される。
パワートレイン部門社長のアンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolf)氏は、先駆的な技術をもって新たなモビリティソリューションを促進すると述べる。
エレクトリックモビリティにおいて重要な要素
燃焼機関から電気駆動への移行に伴い、自動車業界は根本的な変化が求められている。
完全統合型アクスル・ドライブには、出力密度・サイズ・重量において最高品質のバルブが使用される。高圧モーターに電気モーター、パワーエレクトロニクス、減速機が統合され、高性能かつ軽量・小型化が実現した。
性能・機能は最高レベルに達し、最大出力120kW および150kW、最大トルク310Nm、同社2リットル・ターボ・ディーゼルエンジンと同等となる。
ヴォルフ氏は、コンチネンタル製の電気駆動システムが革新的な自動車において重要な要素となると説明する。新たな電気駆動システムにより、コンチネンタル・パワートレイン部門は完全統合型アクスル・ドライブ技術サプライヤーとして先駆的存在となり、パフォーマンス基準を改めるという。
(画像はプレスリリースより)

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