電気自動車の卓越した走りを
コンチネンタルは7月22日、電気自動車のパフォーマンスを向上させる、革新的な第3世代のパワーエレクトロニクスを開発していると発表。最大650アンペアの電流を可能にし、量産型でありながらレースカーに劣らない性能を発揮する。
最大650アンペアでパフォーマンス向上
電気自動車は、主にモーターとバッテリーに焦点が当てられているが、同社の第3世代のパワーエレクトロニクスは、電気駆動システムの「頭脳」となる、モーターとバッテリーの相互作用を管理するマイクロチップに注力している。
最大650アンペアの電流を可能にするパワーモジュールで、長年の技術による特別な製造プロセスを採用。堅牢なモジュールによって保護され、寿命、性能および熱容量の向上に大きく貢献する。
環境配慮も、ドライビングも実現
また今回のパワーエレクトロニクスは、電流の供給だけでなくエネルギー回復も行うための制御システムを行っており、CO2の排出量を抑えながら、エネルギー効率の良い電気駆動システムを提供する。
このマイクロチップテクノロジーは、ヨーロッパ製造の電動SUVで使用される。これは量産型として開発されているが、国際レース用の車両に使用できるレベルのものだという。
環境に配慮した電気自動車だが、将来的にはこれまでの車両同様、ダイナミックなドライビングを可能にする。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタルのプレスリリース
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