モータースポーツの電動化
8月6日、ヒュンダイ・モータースポーツは、同社初となる電動レーシングカーの開発を進め、国際モーターショー「2019 International Motor Show (IAA)」(9月12~22日、ドイツ・フランクフルトで開催)にて初披露すると発表した。
また、「IAA」に先駆け、9月10日には「メディアデー」が設けられている。ヒュンダイ・モータースポーツ初となる電動レーシングカーは、マスメディアを介して、9月10日に世界公開される。
新時代の幕開け
自動車業界におけるハイブリッド技術と電化への移行を反映し、近年、モータースポーツは新領域に進出し、電気自動車やハイブリッド車が導入された。
ヒュンダイ・モータースポーツは、電動化のトレンドを受け、2012年に設立された。ドイツ・アルツェナウに本社を構え、ラリーとサーキットレース用レーシングカーの電動化を進める。モータースポーツの新時代において、モータースポーツに対する揺るぎない熱意に加えて、ヒュンダイの誇る高いパフォーマンスやグリーンテクノロジーを披露する。
チームディレクターのアンドレア・アダモ(Andrea Adamo)氏は、長い年月を掛けて電気自動車の開発を進めてきたが、間もなく、開発成果を披露できるとヒュンダイ・モータースポーツにとっての新時代が幕を開けると期待する。
自動車業界のトレンドと革新を踏まえると、ヒュンダイ・モータースポーツのモータースポーツ活動が拡大するのは自然な流れであるという。
新たな電動レーシングカーは、来月にはヒュンダイ・モータースポーツのソーシャルメディアチャンネルによる動画が公開され、一見できる。
(画像はプレスリリースより)

HYUNDAI
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