ヒュンダイ自動車における未来の自動車
8月26日、ヒュンダイ自動車は、開発を進めていた電動キックスクーター(キックボード)の新たなプロトタイプを公開した。
電動キックスクーターには10.5Ahリチウム電池が搭載され、最高時速20km、充電1回あたりの走行距離20kmになるという。軽量(総重量7.7kg)かつ折り畳み可能な特徴を生かし、基幹交通システム(鉄道、バスなど)と自宅あるいは目的地との間をつなぐ「ラストマイルモビリティ」になると期待される。
「ラストマイルモビリティ」を目指して
ヒュンダイ自動車は、世界最先端の技術・製品の見本市「CES2017(Consumer Technology Association2017)」にて最初のコンセプトに基づくプロトタイプを紹介した。電動キックスクーターとヒュンダイ自動車および起亜自動車の車両を融合させ、ファースト/ラストマイルモビリティの実現を目指す。
今回、公開された新たなプロトタイプは後輪駆動タイプであり、高機能リチウム電池を搭載する。フロント・リアライトはスタイリッシュなデザインとなり、フロントにはスタイリッシュなカーブを描くLEDヘッドライト2基、リアはテールランプ2基が備わる。
車両に搭載する場合、電動キックスクーターは、自動車の運転を通して生み出される電気を使用し、自動的に充電される。常時、フル充電の状態となり、持続可能なモビリティとなる。
また、新たなプロトタイプは、2019年の前輪駆動モデルから後輪駆動モデルへと変化した。体重が後輪寄りに体重が掛かり、安全性・安全性は向上する。前輪にはサスペンションを加え、悪い路面状態であってもスムーズな乗り心地が得られる。
(画像はプレスリリースより)

HYUNDAI
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