ブリヂストン、テネシー州の2つの工場がPACCAR社の2018品質業績賞を獲得自動車業界ニュース

ブリヂストン、テネシー州の2つの工場がPACCAR社の2018品質業績賞を獲得

　2019年9月3日 23:30　

トラック・バス用ラジアルタイヤを生産

ブリヂストン・アメリカスは、テネシー州ウォーレン郡とラバーグにあるトラック・バス用ラジアルタイヤ（TBR）の製造工場が、PACCAR社から2018品質業績賞を贈呈されたことを発表した。

この賞は、OEMへ出荷される100万個の部品ごとに不良品が10個以下というPACCAR社の厳格な基準を満たす、またはその基準を超えたサプライヤを表彰するものである。

この2つの工場は、30年以上にわたり、PeterbiltやKenworth、DAFブランドの中型と大型トラックの製造メーカーであるPACCAR社に、商用TBRタイヤを供給している。

ブリヂストン・アメリカス・タイヤオペレーションズ、商業生産担当エグゼクティブディレクターであるGreg Harris氏は、次のように述べた。

「我々が、顧客がブリヂストンに期待する高い基準を達成することに直接責任を負っている工場の従業員とともに、これらの品質業績を祝うことはとても重要である。製造する製品を通して顧客に与える影響は、我が社のビジネスの中核であり、我々は、工場の従業員なしには、それを達成することはできない。」（プレスリリースより引用）

品質や持続可能性、環境保全などで多くの表彰

1,000人以上を雇用するウォーレン郡工場は、テネシー州モリソンにある。2018年に、ブリヂストンは、市場の需要に対応し、新たな顧客ニーズを満たすために、この工場に4,000万ドルを投資することを発表した。

この工場は、持続可能性のイニシアチブと職場安全プログラムで、Leadership in Energy and Environmental Design（LEED）の2008年シルバー認定など数多くの賞を獲得し、この認定を達成した世界初のタイヤ工場となった。

また、この工場は、OSHA自主保護プログラムのスター認定施設にもなっている。

同じく1,000人以上を雇用するラバーグ工場は、教育や環境保全や環境保護に関するいくつかのイニシアチブで評価されており、テネシー商工会議所から、大気の質に関する優秀業績賞を獲得し、テネシー州のグリーンスターパートナーとして認定されている。

また、United Way of Rutherford and Cannon Countiesなど、多くの地元非営利組織の支援も行っている。

（画像はプレスリリースより）