人と自然と未来のモビリティ
ヒュンダイは、米国のデザイン学校と共同研究チームを立ち上げ、未来のスマートモビリティビジョンを拡大する研究を行っていると6月23日に発表した。
次世代モビリティの4つのビジョン
共同研究は、ロードアイランドスクールオブデザイン(RISD)の生徒と教職員、ヒュンダイの研究者により小グループでプラットフォームを開発。
グラフィックデザイン、工業デザイン、音響デザイン、テキスタイルデザインの4分野の観点から、自然と建築の相関性を調査し、モビリティの未来の方向性を提案することを目的として行われている。
グラフィックのビジョンでは、自然や人間社会の変化に適応するモビリティの未来について研究。特にサイボーグの性質や仮想現実、AIテクノロジーを活用するモビリティのハブなどの設計に焦点が当てられている。
工業デザインのビジョンは、特にアーバンエアモビリティ(UAM)に焦点が当てられ、未来の都市、環境とモビリティを研究し、プライバシーやセキュリティへの考慮も行われている。
音響デザインでは、サウンドスケープエコロジー分野から、新しい聴覚ディスプレイと音響体験の開発に取り組み、テキスタイルデザインは、ゴキブリからヒントを得た生体工学の観点で調査を行う。
チームは6週間の夏季プログラムを開始し、その後も継続して研究を進めていく予定だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイのプレスリリース
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