顧客や従業員の健康を守るためのガイドラインを発表
ヒュンダイ自動車アメリカは7月10日、全ての関連会社に新型コロナウイルス対応チームを設置してコロナ対策を行っており、その現状を報告した。
同社はディーラー及びサービス施設における顧客・従業員の健康を守るため、「クリーン・アシュアランス」ガイドラインを発表しており、清掃・消毒の手順や社会的距離の確保などの対応方法を明記している。
「ヒュンダイ・ホープ・オン・ホイールズ」は、ドライブスルー検査センター及びRT-PCR検査キットの開発などをサポートするため、430万ドルの支援も実施。「ファースト・レスポンダー・プログラム」も展開しており、医療従事者などがヒュンダイ自動車を購入する際に、500ドルの割引が受けられるようにした。
HMMAは広範なプロトコルを作成して生産を再開
ヒュンダイ自動車のアラバマ自動車製造工場(以下、HMMA)は、広範なプロトコルを作成して5月4日から生産を再開。就業前の検温やワークステーションなどにおける物理的距離の確保などを徹底している。
また、4月にはモンゴメリーのジャクソン病院を含めた医療関係施設などに、450個の弁当を寄付したほか、モンゴメリー郡緊急管理局(EMA)に20,000枚のフェイスマスクを、モンゴメリーエリアの医療提供者には400枚のアクリル製フェイスシールドを寄付した。
ディーラーはデジタルプラットフォーム「Click to Buy」を活用して自動車販売を再開。ローカル市場の状況を注意深く監視し、州・郡・市の条例などを遵守した上で営業していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイ自動車アメリカ プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/3002