パワーエレクトロニクス事業が3賞受賞
7月8日、デルファイは、中国にて、新たなパワーエレクトロニクス事業が複数アワードを獲得したと発表した。
DC/DCコンバータ「CIDD」2賞、バッテリー式電気自動車「BEV」1賞、計3賞を受賞し、車両電動化におけるデルファイのリーダーシップは強化された。最高経営責任者のリチャード・F・ダウチ(Richard F. Dauch)氏は、推進システム技術開発に対する先駆的なアプローチは、顧客に認められ、称賛され続けるとコメントする。
また、過去2年間の投資によって、車両電動化におけるグローバル拠点、製品開発能力、製造能力は拡大し、電子製品・システムは中国大手OEMとの新事業といった強いパイプラインをもたらしていると続ける。
車両電動化におけるリーダーシップ強化
「CIDD」は、未来のハイブリッド車向けにインバータとコンバータが統合されている。ソフトウエア利用のインバータ、DC/DCコンバータを1つのユニットに統合し、最先端の効率および温度管理を提供する。一方、コスト、重量、パッケージ要件は削減される。
今回の受賞により、電気推進システムにおけるデルファイの業界トップの座が明確に示された。
新たなバッテリー式電気自動車「BEV」は、急成長している中国市場セグメントにおいて高い評価を受け、受賞に至った。デルファイとCreeが共同開発したSiC搭載の800Vインバータにより、中国市場において、バッテリー式電気自動車の推進システムの新たなパフォーマンス基準が確立された。
(画像はDelphi Technologiesより)

Delphi Technologies
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