パワートレインの多様化に対応する
マーレは7月22日、ワークショップの代替パワートレインテクノロジーを強化していくと報告。それに伴う今後の戦略として、熱管理とフィルターシステムにも力を入れる予定だ。
熱管理とフィルターシステム
電気自動車とハイブリッド車の増加により、ワークショップの作業は多様化している。代替パワートレインの登場は、オープンテクノロジーとそれに必要なスペアパーツ、サービスユニットなどの増加につながっている。
その中で重要なのは、熱管理だ。それに伴い、車両の耐性のほかに、今日の感染症の課題を受けて、車内の衛生を考慮したフィルターシステムを模索している。
同社ではすでに300以上のフィルターポートフォリオを有しているが、近年は燃料電池自動車向けの新しい構成のフィルターを開発している。
これは「Clean Line」および「Clean Line + filters」で、二酸化硫黄、オゾン、質素酸化物、アンモニアなどの有毒ガスや粒子と水を1つのステップでろ過するものと、汚れと水を合成繊維にろ過させるステップがある。
またマーレのアフターマーケットでは、車両メーカーと密接に協力し、経済的で信頼性の高い車両診断、メンテナンス、商用者の消毒などを実行できるように、サービスソリューションを拡大中だ。
(画像はマーレの公式ホームページより)

マーレのプレスリリース
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