コンチネンタル、ニーズが増えたレクリエーション車両用タイヤについて紹介

コンチネンタルは、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、レジャーにメリットを感じる人が増え、注目されるようになったレクリエーションビークル（RV）に関して、RVの動的安定性のために適切なタイヤを選択することを推奨している。

人気の車両モデルの多くは乗用車用タイヤで走行することも可能だが、コンチネンタルはバン専用タイヤを推奨している。バン専用タイヤは、フォルクスワーゲン、メルセデスベンツのヴィートやVクラスモデルのT4、T5などの車両に対し、安全性の向上に加えて、コーナリングの安定性と摩耗が少ないという利点を提供する。

また、これらのタイヤは堅牢に設計されているため、走行状態から静止状態への移行に関する適合が優れている。

車両の積載荷重が最大での高速道路における長距離走行では、従来の乗用車用タイヤは非常に高温になることは明らかになっている。そして、目的地に到着して駐車すると、タイヤが冷えて「フラットスポット現象」と呼ばれる変形が発生する場合がある。

コンチネンタルは、こうした特殊な用途のバン用タイヤとして、昨年、Continental VanContactを発売した。

VanContactは、転がり抵抗を減らして最大の効率と低燃費を実現するとともに、重負荷下での、あらゆる運転状況において最高のハンドリング性能を発揮し、ドライ路面でもウェット路面でも短い制動距離で最大の安全性を示している。

また、コンチネンタルは、夏のレジャーシーズンに使用し、冬用タイヤとしても使用したいドライバーのために、RVセグメント用オールシーズンタイヤ「VanContact 4Season」も提供している。

「4Season」は、自動車雑誌AutoBild による2020年オールシーズンタイヤテストで、最高位にランクされ、「模範的タイヤ」と評価された。

このタイヤは、燃料消費を削減することで1年を通した高効率を実現するだけでなく、ウェット路面、泥の路面、雪に覆われた道路での優れたブレーキ性能、そしてドライ状態のアスファルトにおいても優れたハンドリングとブレーキを提供している。

フルサイズのRVの場合、タイヤ購入者はサイドウォールにCP規格の認定マークがあることを確認するべきである。CPは、Camping Pneus規格の略で、RVタイヤの開発用に特別に作成された規格である。この規格に準拠したタイヤは、レクリエーション用車両における特定の重量配分による特別な要件を考慮している。

例えば、水タンクの位置によって負荷が不均衡であることにも対応し、同じサイズの従来のタイヤと比較して、リアアクスルに非常に高い圧力をかけることができ、最大で300キログラム重い負荷でも同様のパフォーマンスを提供する。

コンチネンタルは、フルサイズのRVセグメント用タイヤとして、オールシーズン使用できるように設計された「VanContact Camper」を提供している。

このタイヤは、ドライの路面で、優れたステアリングレスポンスにより、短い制動距離、強化されたハンドリング、車両の安定性を保証している。また、ウェットな路面では、安全なブレーキングとアクアプレーニングに対する効果的な保護を示している。

（画像はプレスリリースより）




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