3つのテクノロジーでエアコンを快適に
ヒュンダイグループは、車両内の空気清浄を維持するための空調技術を開発したと7月27日に発表した。空気を管理する3つのテクノロジーが特徴となっている。
空調を自動的に管理する
特徴の1つは「アフターブロー」。エンジンが停止するとき、エバポレータ(蒸発器)では凝縮された水分が約30分自然に排出されるが、新しい空調ではその後さらに10分間、蒸発器と空気の通路を乾燥させる。
このテクノロジーはバッテリーセンターとつながっており、バッテリーが少なくなると停止する仕組みだ。また一定期間システムが使用されていない、外気温が低いときも作動しない。
もう1つは「マルチエアモード」。この機能をオンにすると、冷暖房の通気孔を複数使用して空気を分散させる。それにより人に直接風があたらず、穏やかな空調を実現する。
空調の状態を「見える化」
そしてもう1つが「ファイン・ダスト・インジケーター」。車内の空気をリアルタイムで測定し、車内の超微粒子の濃度と汚染レベルを数値や色で表示するもの。
視覚化することで、ドライバーは空調システムを作動させ管理することができる。空気の状態が改善されないときは、掃除やフィルターの交換などをドライバーに通知することもできる。
(画像はプレスリリースより)

ヒュンダイのプレスリリース
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