アイドリングストップ機構へ向けた新バッテリー公開
コンティネンタルは16日、自動車のアイドリングストップ機構用の新たなバッテリーラインナップを公開した。自社のVDOブランドで展開される新製品は合計9種類で、今月16日から20にかけてドイツで開催されたAutomechanika 2014にていち早く公開が行われた。
(画像はプレスリリースより)
燃費削減するアイドリングストップ、バッテリーには重労働
いまや多くの車に搭載されるようになったアイドリングストップ機構は、車が停車すると自動的にエンジンを停止させ、運転者の発進動作に合わせて再度エンジンをかける。
これによって燃費の向上と排ガスの削減が期待できるが、動作には大量の電力を必要とするため、バッテリーには大容量とサイクルの安定性を両立させることが求められる。
今回コンティネンタルではこうした課題に応えるべく、EFB (Enhanced Flooded Battery)とAGM (Absorbent Glass Mat)という2つの技術に基づいたバッテリーを開発した。
内部構造に工夫 従来品より安定、長寿命
このうちEFBを採用したバッテリーは、内部のプレートを特殊な素材で構成することで抵抗の削減と急速充電/放電を実現し、従来の鉛蓄電池に比べてサイクルの安定性がおよそ2倍に向上。これと併せて、有害な鉛への依存を減らすとともに長寿命化に成功しているという。
またAGMを用いたバッテリーでは、内部プレート間の構造に工夫を凝らすことで内部抵抗をごくわずかに抑え、こちらも従来の電池と比べてさらなるサイクルの安定化と長寿命化を実現。さらにEFB技術を採用したバッテリーと比べても、よりパワフルな性能が備わっていると同社では説明している。
コンティネンタルではこれらバッテリーについて、広範囲な観点から長期的なテストを行い、今回の製品化にこぎつけたという。新バッテリ9種はいずれも2年間の保証を備え、中央ヨーロッパ市場より順次投入される予定だ。

コンティネンタル プレスリリース
http://www.continental-corporation.com/