EURO6がディーゼル車ドライバーへ与える影響
世界の最大自動車部品サプライヤーであるボッシュは、同社ホームページにおいてEURO6をシンプル、且つ分かりやすく解説している。
EURO6によりディーゼル車はガソリン車と同じくらいクリーンになる。今後新しく登録される自動車は環境汚染物質の排出量についてより厳しい基準を満たす必要がある。
ボッシュはこの事がどのようにディーゼルドライバーへ影響するのかをアニメーション動画を用いて説明している。
(画像はボッシュ公式HPより)
アニメーションはディーゼル車の購入を検討するベイカー夫妻の物語。身近な設定でとても分かりやすい。
EURO6に対応する為、スポーツユーティリティカーなど大きいディーゼル車は今後は窒素酸化物(NOx)を浄化するシステムが必要になる。その浄化システムをSCR触媒コンバーターと呼ぶ。AdBlue(アドブルー)という尿素水溶液が満たされていないと機能しない。
アニメーションの中でベイカー夫妻はその事について、高価そうだし、面倒そうだと感じた。でも、実際は「全くそんな事はない」という。
ボッシュが開発した「Denoxtronic」(尿素水溶液噴射装置)は燃料の消費を5%軽減する。また、アドブルーの消費はとても緩やかなので、補給は保守サービスに車を出すタイミングで充分である。
その為、EURO6に対応するディーゼル車は以前よりも環境にも財布にも優しくなると言えそうだ。
EURO6がドイツの既存ドライバーに与える影響
EURO6に対応するモデルはEURO5に対応するモデルより高価になるのではないかというドライバーの不安に対し、ボッシュは以下のように説明している。
「基本的な価格帯は変わりません。トランスミッションやタイヤの違いにより、価格が上昇する事はあるかも知れませんが、そのような部分を差し引けば価格が大きく変わる事はありません。」(プレスリリースより引用)
2015年1月1から新車に対してEURO6が施行されるが、ドイツですでに車を所有しているドライバーについては自動車を変わらず利用する事が出来、環境ステッカーも影響を受けないという。
所有している車がEURO6対応ではなくても、慌てて車を買い換える必要はなさそうだ。

ボッシュプレスリリース
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