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2026年09月01日(火)
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住友電気工業、焼入鋼加工用CBN新材種を開発・発売

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住友電気工業、焼入鋼加工用CBN新材種を開発・発売

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車両重量低減の流れの中で需要が増加
9月26日、住友電気工業株式会社は、同日、プレスリリースにおいて、従来材種よりも安定長寿命を実現する焼入鋼加工用CBN新材種「コーテッドスミボロンBNC2010/BNC2020」を開発し、2014年11月より発売すると発表した。

近年の自動車産業において、燃費の向上と排ガス低減は車両重量の軽減が焦点となってきている。一部の高級車ではアルミ素材や炭素繊維を使用して重量の低減を図っているが、普及車市場では、未だ鉄鋼材料がそのメインとなっている。

このような状況で車両重量を低減するため、より強度を増したものを使用することで、全体の鋼材容量を減らし、その重量を減らす取り組みもまた進展している。

特に強度を要求される、トランスミッション部や駆動部には、高硬度の焼入鋼の使用が一般的である。しかしながら、一方で高硬度焼入鋼の加工は、工具刃先が高温にさらされ、かつ高負荷が加わるため工具寿命が不安定で短くなりやすく、部品の加工コスト増の原因となっているという。

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(画像はプレスリリースより)

より早くより安く
このため各社とも、より安定して長寿命を発揮できる工具材種を開発しており、この度同社が開発した焼入鋼加工用CBN新材種も、この流れの一環に位置する。同社は次の様に語っている。

ダイヤモンドに次ぐ硬度を有する立方晶窒化ホウ素(CBN)粉末を、結合材とともに超高温・高圧力で焼結したCBN焼結体は、自動車部品などに用いられる焼入鋼や鋳鉄などの難削鉄系金属を高速で高精度に加工できる切削工具として、適用領域や用途がますます広がっています。(プレスリリースより引用)


一般的に、どのような工具材でも必要を満たす範囲内で、脆弱性と耐摩耗性の拮抗作用を持っている。即ち、脆弱性が良化すると耐摩耗性が低下するし、耐摩耗性が上昇すれば、脆弱性が悪化する。従って、適用範囲での要件を満たす特性を持つよう、素材を選択する必要がある。

同社は、「独自技術であるTiAlN系コーティング膜の界面に新開発の特殊密着層を付加し、さらに刃先品位を改善することでコーティング膜の耐剥離性を大幅に向上させることに成功しました。

これにより、負荷の高い断続加工や浸炭除去加工においても、工具寿命の安定化を実現し、刃先が欠損に至るまでの寿命は従来材種比1.5倍以上を達成しました。(BNC2020)」としている。

同社は初年度は5億円、3年後は30億円/年の販売計画を明らかにしている。


外部リンク

住友電気工業株式会社プレスリリース
http://www.sei.co.jp/news/press/
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