コンティネンタル、試作タイヤの素材は?
コンティネンタルは今月25日からドイツのハノーファーで開催されているIAA Commercial Vehicles 2014にて、独自素材の「Taraxagum」を用いたタイヤの試作品を公開している。この公開を前にした23日、同社はプレスリリースでその概要を明らかにした。
(画像はプレスリリースより)
“タンポポ製”のタイヤ、実現すればメリット大
「Taraxagum」という素材の名称は、タンポポの属名であるTaraxacumに由来する。その名が表す通り、Taraxagumはタンポポに由来する成分で作られた天然ゴムだ。
天然ゴムへの需要が年々増加する中、ヨーロッパから離れた地域でゴム林を開発する必要もなく、工場のすぐ隣でも栽培できるタンポポからゴムを生産することができれば、環境面および輸送コストの面で大きなメリットとなることは間違いない。
実用化は5年後以降、まずはスノータイヤから
コンティネンタルではドイツのフラウンホーファー協会と数年間にわたり共同研究を進め、今回路上走行に耐えうるTaraxagum採用タイヤの試作第一号を送り出すことに成功した。
コンティネンタルのAndreas Topp博士は同タイヤについて「求められるパフォーマンスに合致したものであると確信している」と述べており、品質に対する自信も十分だ。
コンティネンタルは今後、天然ゴムの含有量が多い乗用車向け冬用タイヤでの採用を目指して開発を進める。同社によれば、Taraxagumが採用されたタイヤは5年から10年後をめどに市場投入される見通しだ。

コンティネンタル プレスリリース
http://www.continental-truck-tires.com/