巨額の和解金支払い
矢崎総業ならびに同社の米穀現地法人であるはYazaki North America Inc.、ワイヤーハーネス、自動車用計器、フューエルセンダーの価格カルテルを巡る米国での集団民事訴訟に関して、現地の消費者やディーラーと1億ドル(約108億円)の和解金支払いで合意したと発表した。
矢崎総業は2010年より連邦捜査局の査察のターゲットになっており、2012年には価格カルテルの罪を認め、4.7億ドル罰金支払いに同意した。また、この事件により日本人幹部4人が、それぞれ1年3カ月から2年の禁錮刑を受けることに同意している。
訴訟の長期化を避けて和解
今回の集団訴訟は、ワイヤーハーネスや計器で価格カルテルがあったとして、米ミシガン州連邦地裁で争われていた。矢崎総業は裁判が長期化すると費用が増え経営に与える影響が大きいと判断し、1億ドルの和解金支払いで合意した模様である。
矢崎総業によると和解金の内訳は、ディーラーが2,400万ドル、自動車購入者が7,600万ドル。残る原告の自動車メーカーとの訴訟は継続中である。一連の自動車部品価格カルテルでは、TRWがいまだ罰金の支払いに合意していないが、同時期に提訴されていたリア、オートリブ、日本精機などとは既に和解が成立していた。

矢崎総業プレスリリース
http://www.yazaki-group.comAutomotive News
http://www.autonews.comDepartment of Justice 2012 プレスリリース
http://www.justice.gov