下部接線方向の力
同社は現在の接線力より60N少ない、さらなる削減を可能にするソリューションを開発している。そのような少ない接線方向の力でも、低レベルのオイル消費量を保証するため、フェデラル・モーグルは、特許を取得したLKZのエッジ プロファイルを開発した。
それは、コンタクティング・エッジに段差面と先細形状を組み合わせ、最高の従来型ツーピース オイルリングと比較して、最大20パーセントの摩擦を低減している。
「我々のLKZリングは、オイルパンにオイルを戻すことが必要とされる時、ピストンリングがアップストロークよりも、ダウンストローク中に大きな効果を発揮する。 そして燃焼室からオイルを引き取り去るので、オイル消費の低減に非常に効果的である。」とDr. ステファン・ホッペは述べている。
(EcoTough Dieselピストン:同社HPより)
薄いリング、強化素材
フェデラル・モーグルはまた、ピストンリングの軸方向の高さを低下させている。典型的なユーロ6エンジンでは3~4mmから2.5~3.5mmに。また、さらなる開発が進行中で、それは将来のリングの高さを2~3mmまで低下させる。
薄いリングからの強固な性能を保証するため、同社は、完全に新しく高度に自動化された鋳造プロセスを開発した。これは一貫性のある、非常に高品質の鋳物リングを製造するため、高度なシミュレーション処理によって最適化されたものである。
最適化された鋳造工程は同時に、より高度に精製された鋳鋼材GOE70を開発する機会を提供している。これは伝統的な球状黒鉛鋳鉄リングよりも、引っ張り強度が50%高い。
フェデラル・モーグルは、リングの摩擦はさらに30%までカットすることができると考えている。これは、道路負荷条件において、BSFC(ブレーキ燃料消費率)で約1.2%の減少に相当する。また、同社は、顧客と緊密に協力することの重要性を強調している。

フェデラル・モーグル社プレスリリース
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