ターボチャージャーが北米で急成長
2014パリモーターショーにおいて、ターボチャージャー付きエンジンを搭載した車を数多く目にすることは間違いなく、ヨーロッパでは、自動車3台のうち2台は、ターボチャージャーを持っている。しかし、アメリカでは、ターボチャージャーは伝統的に非主流派の技術であったが、多くの専門家の予想よりも早く、その状況は変化している。
(画像はAutoblogより)
北米は、ターボチャージャーが2番目に急成長している市場であり、世界有数のサプライヤーであるハネウェルの発表によれば、今後5年間、毎年2桁成長し、2019年までに、ターボチャージャーは新車の38%に搭載されると予想している。
低燃費を実現
かつては、大きくて重いセダンや高性能車両にのみ使用されていたが、自動車メーカーは、政府の要求である燃費向上の追求のために、この技術を幅広い種類の車に適用することとなった。今日では、BMW7シリーズや、RAM 1500トラックなどの大型車だけでなく、シボレーソニック、フィアット500のような小型車にも、ターボチャージャー付きエンジンが搭載されている。
ハネウェルターボのシニアマーケティングディレクターである、ピーター・ヒル氏によれば、何年もの間、この期待の傾向について話をしてきたが、今それは現実のものとなり、多くの自動車メーカーが、ターボチャージャーのパワートレインを計画している。
新車の約20%がターボエンジンになっているアメリカでは、市場の動向を左右する2つの重要な要素がある。政府は、2025年まで、1ガロンあたり54.5マイルという、軽自動車のためのより厳しい燃費基準を義務付けているということ、また、消費者もより燃費の良い車を求めているということだ。
ディーゼルにも適用
ハイブリッド、電気、水素自動車などのイノベーションは、これらの課題に対応するために自動車メーカーが始めている一つの方法だ。しかし、従来の内燃エンジンを改良することも主流の戦略であり、ターボチャージャーは、ガソリンとディーゼルモデルの両方で、性能を維持しながら小型化したエンジンでの燃費において、20%から40%まで利益を増加することができる。
ディーゼルパワートレインは、欧州ではガソリンパワートレインとの競争激化に直面しているが、アメリカでの最近の成長は加速する態勢を整えており、ハネウェルは、ディーゼル車が今後5年間で、市場の3%から7%に成長すると予測している。
ディーゼルの成長をサポートするためのインフラストラクチャには改良が必要であり、州ごとに課税金額が異なることが問題点となっている。しかし、前述のヒル氏によれば、ディーゼルは、非常に低燃費と高トルクのソリューションであり、Ram1500やシボレークルーズでは成功を示しているということだ。

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