ボッシュ、日本企業との取引強化
ドイツのボッシュは日本の自動車メーカーとの取引を強化し、国際的なビジネスの拡大に乗り出す。具体的には、アジア太平洋周辺地域での売り上げを2020年までに倍増させる計画だ。Automotive Newsが4日、報じた。
ボッシュ、日本市場中心に売り上げ伸ばす
アジア-太平洋地域におけるボッシュの売り上げは、2013年には6%上昇し111億ユーロとなった。これは同社の海外における売り上げの24%に相当し、ヨーロッパに次ぐ第2位の位置を占める。
中でも日本の自動車メーカーに対する売り上げは今年に入って10%上昇し、2014年における同社全体での成長見通し3~5%をしのぐ勢いだ。
この勢いをさらに加速させるべく、ボッシュ・ジャパンのヘルベルト・ヘミング社長は6月に開かれたプレスイベントにて、2020年までにアジア太平洋地域での売り上げを倍増させる計画であることを明らかにした。
ヘミング氏はこの売り上げ拡大に向けて、ガソリン直噴システムや車載センサーなどの製品がカギになるだろうとの見解も合わせて示した。
モジュール化の波に乗るボッシュ
近年各自動車メーカーでは、いくつもの車種で共通のユニット・パーツを用いるモジュール化が流行の兆しを見せている。日本でもトヨタや日産といった各社がモジュール化を検討中だ。
ボッシュではこの流行にうまく乗り、より大規模なサプライヤーからの大量発注を請け負うことで利益を拡大してきた経緯がある。
同社ではモジュール化の波に伴う日本の自動車メーカーの急速な成長を、新興市場になりうるものと予測。海外展開の乏しい旧態依然的な日本のサプライヤーを尻目に、同社の持つ国際的な工場展開で差をつけたい考えだ。

Bosch
http://www.bosch.com/worldsite_startpage/en/default.aspxAutomotive News:Bosch looks to Japanese customers for growth
http://www.autonews.com/article/20140804/