白色光LEDを創出する際のミッシングリンクを開発
トヨタ傘下の豊田合成は、今年のノーベル物理学賞の受賞者である研究者のうち、2人を賞賛していると、10月10日付米Automotive News紙が報じている。
豊田合成株式会社は、最高のステアリングホイール、エアバッグ、内装部品およびシーリングシステムで知られている。しかし、同社はまた、青色発光ダイオードも作っている。
実際、1991年に世界初の技術として開発され、商業化の先駆者となった。それは、今年のノーベル物理学賞受賞者2名の助けを借り始めてから、4年後であった。
今週発表されたノーベル物理学賞は、赤崎勇、天野浩、中村修二、各氏に授与された。赤崎・天野両教授は豊田合成の社員ではないが、同社の青色LEDを開発するため、1986年に豊田合成に協力を開始した。
青色LEDは、エネルギー効率の悪い白熱電球や蛍光灯の代わりにすることができる、白色光LEDを創出する際のミッシングリンクだったので、その業績がノーベル賞に値するものであった。
1995年に青色LEDを実用化
「豊田合成は、彼らの業績に大きな誇りを持っています。」と、荒島 正社長は声明で述べている。
赤と緑のLEDは以前から出回っていたが、科学者たちは、青色光を開発するのに格闘していた。それは、これらの3色を組み合わせることで、白色光とフルスペクトラム(全波長域)カラーディスプレイを製造するためには必須だったからである。
その結果は、今日のデスクライトやスマートフォンから、自動車のヘッドランプに至るまで、すべてのものに適用されている技術である。
1986年以来、私たちは何度も何度も赤崎教授の指導を仰ぎ、1991年、豊田合成は世界初の窒化ガリウム系青色発光ダイオードの開発に成功しました。先生の貴重な指針によって、1995年に青色LEDを実用化することができました。(Automotive News紙から引用)
と、荒島氏は述べた。
同社の青色LEDは多くの場合、タブレットコンピュータやラップトップで使用される、液晶ディスプレイ用のバックライトや、LEDランプや産業天井灯の光源として使用されている。

Automotive News紙
http://www.autonews.com/article