ウォールストリートジャーナルが大々的に報道
米有力紙THE WALL STREET JOURNALは、10月22日、「米連邦検察当局がタカタを標的に」というショッキングな見出しで、欠陥エアバッグ問題を報道している。また、同問題についてタカタが、誤解を招く声明を発表したかどうかを調べている、としている。
事情通によると、欠陥エアバッグが、2名の死亡と関連していること及び、米国で700万人以上の車の所有者に、政府の異常な警告を引き起こしたことに関して、連邦検察は同社を捜査している。
事情通の一人は、捜査は予備的な段階にあり、米国の当局者はリコールのスローダウンを回避すべく、慎重に取り組んでいる、と語った。事情通によると、捜査は起訴されずに終了する可能性もありうる、としている。
自動車業界捜査のエースが登場
マンハッタン米連邦検事局の検察官によって指揮されている捜査は、タカタが米国の規制当局へエアバッグの安全性について、誤解を招くような声明を行ったかどうかを調べていると、事情通は述べた。
その検事局は、自動車産業の刑事捜査の最前線に立ってきた。タカタの調査は、同局が別の捜査をモデルにしている。それは、3月に詐欺罪を解決するため、12億ドル支払うことにトヨタ自動車を主導した件だと、関係者の一人は手短に話した。
トヨタのペナルティは、自動車メーカーに対してこれまでの最大規模であり、そして、トヨタの安全性問題への隠匿や軽視を明らかにして、政府規制当局や消費者の面前で、4年間の犯罪捜査を終えた。
マンハッタン米連邦検事局はまた、欠陥のあるイグニッションスイッチに関連し、ゼネラルモーターズ社を捜査して、大規模なリコールの口火を切っている。
タカタの広報担当者からは、22日時点でコメントは得られなかった。

10月22日付THE WALL STREET JOURNAL
http://online.wsj.com/articles/takata