エンジニアは問題に対処
ニューヨーク・タイムズによると、50個のエアバッグテストは、アル・ベルナット当時のタカタ エンジニアリング担当副社長によって指揮され、ラボの技術者、製作者やエンジニアを含む小グループが、皆に知られないよう動いていたという。
このテストに関与した従業員たちは、誰の権限下でベルナット氏が指揮していたのか知らなかったとしている。
元従業員2名によると、廃車置き場から回収したエアバッグ インフレーターの2つは、テスト中にひび割れや「急激な分解」の開始を示し、タカタの社内用語では「爆発」だったので、そのテスト結果には技術者が当惑したという。
当時のタカタ エンジニアは、エアバッグ内の爆発物保持を目的とする、インフレーターのキャニスターに溶接の問題があり、それが分離と破裂に関し構造を脆弱にさせていると、理論化した。
実施可能な修正のためエンジニアが、第2キャニスターを含めてユニットを強化する、プロトタイプを設計した。(The New York Times紙より引用)
と、元従業員2名は語っている。
突然の中止命令
3ヶ月後テストは中止を命じられ、ラボの従業員は、ビデオやコンピュータのバックアップを含むすべてのデータを破棄するよう指示された。インフレーターと修正したプロトタイプもまた、分解して金属ごみダンプスター(R)に廃棄させられた。
何の説明もなされなかったが、テストの秘密特性からして、その命令は驚くにあたらないと考えられた。(The New York Times紙より引用)
と、元シニア・ラボ従業員は述べた。
2名の元従業員によると、問題のある2個のエアバッグインフレーターに関して、スーパーバイザーのベルナット氏は、割れたフロントガラスの車から取り出されており、また、「天候による損傷」がありそうなので、それらは意味のあるものではないと、その時人々に語ったという。
ミシガン州ロチェスターヒルズの自宅において、ベルナット氏はコメントを避け、元上司に質問を委ねた。また、タカタもコメントを控えた。

The New York Times
http://www.nytimes.com