バッテリー製造用のジョイントベンチャーを解消
コンティネンタルが韓国企業と設立していたジョイントベンチャーを解消し、同企業で手掛けていた電気自動車用のバッテリーセル生産から撤退する方針であることが明らかになった。ブルームバーグが4日、報じた。
投資計画するも、需要伸び悩む
コンティネンタルは2012年、韓国のSKイノベーションと共に電気自動車用のリチウムイオンバッテリーの開発に着手するとともに、翌2013年には同製品の取り扱いを目的としたジョイントベンチャーを設立。以後5年間で2億7000ユーロを投資する予定となっていた。
撤退の理由についてコンティネンタルでは、製品の需要における伸びが当初の予測を下回ったとためであると説明。電気自動車が消費者の注目を集める一方で、実際の購入にまで至るケースは予想と比べ伸び悩んだとの見解を明らかにした。
世界各国で不振 業績の下方修正やむなしか
電気自動車の売り上げは世界各国で軒並み低調となっており、2020年までの世界の自動車市場に占める電気自動車の割合はわずか1%、今年の時点で0.3%であるとの調査結果も報告されている。
こうした状況下で自動車製造大手のルノーでは、2016年に向けた電気自動車の売り上げ目標について引き下げを余儀なくされるなど、各社苦戦を強いられている。コンティネンタルでも今回の件などを受け、今後の各業績に若干の下方修正を加える見通しだ。

コンティネンタル
https://www.conti-online.com/ブルームバーグ
http://www.bloomberg.com/news/2014-11-04/continental