フランスの農業協同組合と合弁
自動車部品サプライヤーのフォルシア社は、フランスの農業協同組合であるInterval社と自動車産業向けバイオ原材料を開発し生産するために50対50の合弁企業を設立した。
このAutomotive Performance Materials (APM)と呼ばれる合弁会社は、フランスの工業および農業セクターの資産を活用して、工業的に活用できる例えば大麻などの自然繊維を開発する。
この合弁会社を通じてInterval社は、大麻を収穫し繊維質が分解された材料を自動車用機能材料として生産し、その後、ポリプロピレン樹脂と混合されたNAFILeanと呼ばれる従来の射出成型により加工が可能な原材料を生産する。そして自動車部品メーカーは、この原材料を使用して、例えばインストルメントパネル、ドアパネル、センターコンソールなどの部品を生産することになる。
環境にも優しい自動車部品
フォルシア社によると。このNAFILeanにより、従来のプラスチック部品より最高で20%軽量化することが可能で、かつ、環境に与える影響も部品のライフサイクルで20~25%環境に優しいと試算されるという。
近い将来、三菱化学との共同研究により開発され、バイオマスによる繊維と天然樹脂を使った100%バイオプラスチック材料からなる自動車用機能材料BioMatの量産も始まると考えられる。
これらの自動車用機能材料はフォルシア社などの企業から自動車産業に供給されることになり、既にフランスでは生産が開始されており、2016年には北米でも生産が開始され、2018年にはアジア向けの輸出も開始される見通しである。

Reinforced Plastics.com
http://www.reinforcedplastics.comFaurecia
http://www.faurecia.com