新BMW S 1000 XRシリーズに搭載
ドイツの自動車部品大手コンチネンタル社は、11月13日、自動二輪車用のアンチロック・システムに新機能を追加することにより、最適化されたカーブのブレーキングを実現する、モーターサイクル・インテグラル・ブレーキ(MIB)システムを開発・発売すると、プレスリリースで発表した。以下はその要約である
このシステムはカーブでのブレーキング時に、車輪のロックを防ぐ強化された安全機能を持ち、2015年初夏に発売予定の新BMW S 1000 XRシリーズに搭載される。
これまでの自動二輪車用アンチロックブレーキシステム(ABS)は、直線制動時の安定性を維持するように設計されているので、カーブでのブレーキキングは、突然の転倒を避けるため慎重に操作する必要がある。
このシステムは、カーブでの取り扱いを向上させるため、カーブにおけるオートバイの傾きを考慮した。このABSは、カーブでのより緩やかでよりスムーズにブレーキ圧を調節する。(プレスリリースより引用)
と、Lothar Kienle ビークルダイナミクス ビジネスユニット オートバイ開発長は語った。
センサーは毎秒約百回のデータをチェック
MIBはブレーキ圧が理想的な割合で、前後輪の両方に掛かることを確かにし、より大きな全体的安定性をもたらす。オートバイは重心の急激な変化をせずに、ライダーのブレーキの意図を読み取る。それは、安全性の安心感と相まって、ダイナミックなハンドリングと楽しみのための前提条件だ。
多数のセンサーと大容量センサーボックス内のアルゴリズムとの相互作用が、最適化されたカーブのブレーキングに決定的な役割を果たす。センサーの一団は、ライダーが傾いている角度を決定するのを助けるため、ロールとピッチレートおよび横加速度の信号を提供し、毎秒約百回のデータをチェックする。
ライダーがカーブで傾き過ぎている場合、システムはさらにブレーキング開始時のブレーキ圧上昇を制限し、結果として、より緩やかなブレーキング動作となる。最適化されたカーブブレーキングの優位性は、より敏感な反応、すばらしい安定性および最適なブレーキングを生じる。
(画像はプレスリリースより)

コンチネンタル社プレスリリース
http://www.continental-corporation.com