ヒュンダイ自動車、レッド・ドット・デザイン賞を獲得

3月30日、ヒュンダイ自動車は、先進のエクソスケルトン(外骨格型)ウェアラブルロボット「Vest Exoskeleton(VEX)」が「Red Dot Design Awards(レッド・ドット・デザイン賞)」を受賞したと発表した。

レッド・ドット・デザイン賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター(Design Zentrum Nordrhein Westfalen)主催の国際的なデザインコンテストにおいて、優れたプロダクトデザインに対して贈られる。今年で60回目となる。

「Vest Exoskeleton(VEX)」はバックパック型に装着するウェアラブルロボット(パワーアシストスーツ)であり、ヒュンダイ自動車グループのコミットメントに基づき、工員の健康および安全性を確保するために開発された。

最先端技術の活用によりバッテリーを必要とせず、重量2.8kgとコンパクトかつ軽量なデザインが実現した。多軸膝にて複雑な動きを生み出すことができ、最大補助力は5.5kgf(重量キログラム)に達する。

今回、レッド・ドット・デザイン賞の審査員らより、怪我を防止する設計およびロボティクス分野の進展が評価された。

ヒュンダイ自動車グループ　ロボティクスラボ長のドン・ジンヒャン(Dong Jin Hyun)は、今回の受賞がロボティクスラボとヒュンダイデザインセンターの提携の証となると述べる。

また、同社のブランドビジョン「Progress for Humanity」のもと、ラボは、テクノロジーを融合してロボティクスのパイオニアとなることを目指し、VEXの成功および評価をもって、ヒュンダイ自動車は、より良い生活の質を提供する新たな製品の開発を続けるとコメントする。

（画像はプレスリリースより）




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