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2024年04月26日(金)
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HELLA、電気自動車とハイブリッド車用ディスクブレーキパッドの製品ポートフォリオを拡大

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HELLA、電気自動車とハイブリッド車用ディスクブレーキパッドの製品ポートフォリオを拡大

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様々な自動車メーカーの車種に対応
HELLAは3月18日、合弁会社のHELLA PAGIDが、電気自動車とハイブリッド車用ディスクブレーキパッドの製品ポートフォリオを拡大したことを発表した。

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HELLA PAGID、製品管理とマーケティング担当ディレクターであるThomas Gorkow氏は、次のように説明する。
「自動車業界における電化は着実なペースで進歩し続けている。我が社は、製品範囲を拡大することで、この傾向に同調するだけでなく、市場において一歩先を進んでいる。」(プレスリリースより引用)

今回の拡張で、テスラのモデルSとXのブレーキパッドに加えて、HELLA PAGIDの製品ポートフォリオには、BMW i3/i3 Sシリーズの車両用とVW e-Golf VII用のブレーキパッドも含まれるようになる。

さらに、BMW i8、BMW 530 e iパフォーマンス、アウディQ7のe-tronバージョン、アウディA6マイルドハイブリッドバージョン、ボルボのハイブリッドモデルであるV60 II、V90 II、S90 IIを含む、幅広いハイブリッド車両に適合する。

規制開始に先立ち銅の含有量をゼロに
これらすべてのブレーキパッドは、最高水準のブレーキ性能、快適性および耐久性を示すとともに、銅が使用されていない。

今日の環境保護と生態学的な互換性は、製品開発の際には非常に重要である。これらの側面は、将来的にさらに重要になるだろう。これに関して、ブレーキパッドの銅含有量は特に関連性がある。

2021年までに5%以上の銅含有量を示すブレーキパッドは、アメリカでは販売できない可能性がある。また、2025年までに、販売されているブレーキパッドは、銅の含有量を完全にゼロにしなくてはならない。

HELLA PAGIDの電気自動車およびハイブリッド自動車用フロントとリアアクスルブレーキパッドは、これらの厳しい要件を充足していることから、銅を含まないことを認定した葉っぱのマークが付いている。

このような銅を含まないブレーキパッドは、環境に優しいだけでなく、個々の車種、ブレーキシステム、エンジン性能、走行負荷、およびすべての個々のブレーキ特性にぴったり合うようにも調整されている。

優れたブレーキング性能、高い耐久性
その他の性能について、HELLA PAGIDのマーケティングマネージャーであるTimo Krämer氏は、次のように述べている。
「電気自動車とハイブリッド車は共通点がある。リニアトルク曲線により、最短時間で高スピードに達することができることから、卓越したブレーキング性能が最も重要になる。」(プレスリリースより引用)

摩擦ライニング機構のおかげで、こうした要求が充足される。自社の研究開発センターにおいて、同社は、摩擦係数やペダルの踏み込み力、熱による磨耗や破裂に関する製品特性のテストに成功した。また、ブレーキライニングはECE規制90を越える値を示している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

HELLA Press Releases
https://www.hella.com/


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